関東、温泉と旅行記 |
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群馬県の史跡 |
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9月下旬、群馬県の北端、猿ヶ京温泉郷へ行ってみました、伝説によろれば猿ヶ京の地名は上杉謙信が命名したとされています、江戸期には三国街道の宿場として栄えた町で関所も設立されていました、現在は旅館、ホテルなど16軒ほどの温泉宿が開業しています。 |
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上毛高原駅 |
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上越新幹線上毛高原駅に到着しました、此処から猿ヶ京温泉までバスで移動します、バスは大凡1時間に一本のわりあいで出ています(JR沼田駅からもバスが出ています)。 |
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猿ヶ京バス停 |
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(猿ヶ京バス停) |
(下馬のまがめ) |
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猿ヶ京バス停に着きました、上毛高原駅からは30分程です、 此処から一旦温泉街と反対方向に三国街道筋を南方向へ歩いてみます。50m程歩いた所に庚申塚、石仏が道のはずれに数基建ち並んでいます、此処は昔「下馬のまがめ」と呼ばれた場所で高札場が建ち関所へ向かう旅人が馬を降りた所です。
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三国街道猿ヶ京宿 |
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(国道と旧三国街道の分かれ道) |
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「下馬のまがめ」から先で三国街道は国道17号線から反れて細い路地となります、大凡この辺りから猿ヶ京の宿場であったのでしょう。 |
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(手湯、きつねの湯) |
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路地に入ると直ぐに「きつねの湯」と呼ぶ手湯が湧いています、昔、化けるのが下手な子狐に爺さんが化け方を教えたとの伝説に因んだ手湯で此処で手を温めると尻尾の生えた可愛い小娘が後をついてくるそうです。、 |
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路地を歩くと街道時代の旅館を思わせる古い民家が数軒建っています、旧街道筋らしく古井戸、常夜塔などが設けられたポケットパークが所々にあります。 |
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(ポケットパーク) |
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更に路地を進むと左側に公衆温泉浴場の「いこいの湯」が見えます、午前10時から午後10時営業で入浴料300円だすです。 此処からバス停へもどり今度は反対方向の温泉街を歩いてみます。 |
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(公衆温泉浴場いこいの湯) |
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猿ヶ京関所資料館 |
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温泉街の中程に猿ヶ京関所跡(猿ヶ京関所資料館)があったので中に入ってみました、中へ入ると管理人さんが関所について説明してくれました。 |
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館内には関所についての重要な資料が幾つも展示されています、元々この資料館の建物は関所の役人の住居であったそうで関所自体は現在の国道17号線(旧三国街道)をまたいで建てられていたそうです。 |
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日帰り温泉、まんてん星の湯 |
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(まんてん星の湯裏手から見た赤谷湖) |
(日帰り温泉まんてん星の湯) |
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温泉街を更に進み途中に登り階段があったので登ってみます、階段を登りきった所からは赤谷湖が一望できます、ここは「日帰り温泉まんてんの湯」の裏側です。まんてん星の湯は源泉100%の日帰り温泉で赤谷湖を眼下に眺めながらゆったりと浸かれる露天風呂があります。 |
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(赤谷湖を見下ろす里の湯、露天) 、写真「じゃらんnet提供」 |
(七夕の湯、露天) |
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公共浴場まんてん星の湯にはお食事どこもあります、上州名物の麦豚とんかつ定食が評判のメニューだそうです。 |
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(麦豚とんかつ定食)、写真「じゃらんnet提供」 |
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駒形渓谷 |
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(駒形渓谷) |
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国道をまた進むと赤谷川に橋が架けられています、この橋の真下が駒形渓谷です、下手には滝も流れ落ちています、渓谷の上手に架かる赤い橋からバンジージャンプが体験できるそうです。 |
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(渓谷に流れ落ちる滝) |
(バンジージャンプ台) |
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湖峰遊歩道 |
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(遊歩道) |
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国道を少し戻り今度は湖峰遊歩道を歩いてみます、湖峰遊歩道は赤谷湖の東岸沿いを散策するハイキングコースです、秋には紅葉の名所となります。 |
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(遊歩道から見た赤谷湖) |
(赤谷湖の紅葉)、写真「じゃらんnet提供」 |
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遊歩道を少し歩くと湖面に突起した半島が見えてきます、半島の上にはホテル湖城閣が建っています、このホテルの客室、浴室からは雄大な赤谷湖が一望できると言います。 |
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(半島上に建つ温泉ホテル湖城閣) |
(ボート乗り場) |
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ボート乗り場が見えてきました、どうやら釣りをやっているようです。 |
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湖畔の宿 ホテル湖城閣 |
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(赤谷湖を見下ろすお部屋と大浴場) |
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赤谷湖の突起した半島に建つ源泉かけ流し100%の温泉宿「ホテル湖城閣」さん、お部屋、浴室からは赤谷湖が一望できます。 |
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(岩風呂) |
(大檜風呂) |
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此処は何と言っても岩風呂、大檜風呂など個性あふれるお風呂が幾つもある混浴露天風呂が魅力です。 |
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(五右衛門風呂) |
(長寿年輪風呂) |
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鉄柱製の五右衛門風呂(1人用)、巨木の切株をくり抜いた長寿年輪風呂(1人用)、巨木をくり抜いた根湯、釜を使用した大釜風呂(一人用)などちょと入ってみたくなるお風呂沢山。 |
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(寝湯) |
(大釜風呂) |
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更に赤谷湖の自然を眺めながら入浴できる男女別の露天風呂や貸切露天風呂もあり館内だけでも湯巡りができそうです。 |
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(男性専用露天風呂と女性専用露天風呂) |
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お風呂は温からず、熱からず適温で長湯ができるそうです、内湯は24時間入浴可能。 |
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赤谷湖記念公園 |
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(赤谷湖記念公園) |
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遊歩道を歩いて赤谷湖記念公園に着きました、この記念公園は湖畔に広々と芝生が生えた公園でゴロリと寝そべるのに丁度いい場所です。公園内に朽果てた桜の巨木があります、「相俣のさかさ桜」と呼ばれるこの桜の木は1551年に上杉謙信が関東へ侵攻した際に三国峠を越えたこの地に持参の桜の苗を逆さに植えたと言います、不思議とその苗は成長して立派な巨木になったと言われ「謙信さかさ桜」とも呼ばれているそうです。 |
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(相俣のさかさ桜) |
(展望台) |
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相俣ダムの方向へ歩いてみます、相俣ダムは赤谷湖の水を堰き止めているダムで公園の直ぐ隣です、ダムの手前に展望台があります、展望台からは赤谷湖と周辺の山々をグルリと見渡せ紅葉のシーズンにはもってこいの場所でしょう。 |
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(相俣ダム) |
(ダム内側の壁面) |
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相俣ダムは昭和34年に完成したダムです、ダムの中程まで歩いて行けます、ダムの内側の切立った岩の壁面や緑一色の湖面がなんとも風光明媚です。 |
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法師温泉 長寿館 |
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(お部屋) 、写真「じゃらんnet提供」 |
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猿ヶ京温泉へ行った際にはぜひ寄ってみたいのが法師温泉長寿館、創業140年、三国街道の湯治場として知られる法師温泉長寿館は本館が明治8年、大浴場の法師の湯が明治28年に建てられた国登録有形文化財の温泉宿です。 |
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(明治28年に建てられた大浴場、法師の湯) |
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お風呂といい、お部屋といい幕末、明治初期の面影を感じさせる造りです。過去には与謝野昌子も宿泊したといいます。
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(総檜造りの玉城乃湯) |
(長寿の湯) |
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法師の湯の他にも総檜造りの「玉城乃湯」、「露天風呂」、「長寿の湯」と風情あるお風呂が幾つかあります、冬場の露天風呂は雪見が楽しめるそうです。 |
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(露天風呂) |
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じゃらんnet、猿ヶ京温泉周辺ホテル、旅館、空室検索 |
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関東、温泉と旅行記 |
水上、沼田、谷川岳方面 |
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