関東、温泉と旅行記 | 秩父方面 | マップ | ||
秩父市の市街地に点在する観光施設、観光名所を訪れてみました、元来秩父市の中心地である秩父神社周辺は大宮郷と称して中世の時代より秩父地方の経済、文化の中心的な町でした。武蔵国と信州地方、甲州地方を結ぶ秩父往還道の拠点で江戸期の頃には交易を主として大きく発展しました、今回は歴史の深い秩父大宮郷の伝統、文化にふれてみます。 | ||||
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羊山公園 | ||||
まずは西武秩父線横瀬駅で下車して羊山公園に寄ってみます、丁度この時期、羊山公園では芝桜祭りが開催されていました、ちょと人が多いのが難点ですが満開の芝桜はまさに丘の上に敷かれた桜のじゅうたんの様です、高台から武甲山を背景に見渡す芝桜の丘は最高の撮影スポットと言えるでしょう。 | ||||
(武甲山を背景に) | (秩父路の特産市) | |||
芝桜祭り開催中に開かれる「秩父路の特産市」はちょとおすすめです、この特産市では、おなめ、イノシシ汁、シャクナ漬け、イワナ寿司、武甲正宗、秩父ワインなど秩父名物がズラリなんでもありです、「わらじかつどん」など最近人気となった名物も有ります。 | ||||
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道の駅秩父 | ||||
(秩父の水飲水場) | ||||
羊山公園から国道299号線に出て市街地に入ります、上野町交差点で北方向へ曲がり(国道140号線)少し進むと右側に道の駅秩父が見えます、此処道の駅秩父では武甲山、浦山口を原水とした秩父の水が引かれ無料で飲水できます、最近名物となった「味噌ポテ」が美味しいと評判、御土産品では「おっきりこみうどん」、「生そば」が人気だそうです。 | ||||
(生そば、おっきりこみうどん) | (味噌ポテ) | |||
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秩父神社 | ||||
国道299号線に戻り秩父神社へ向かいます、秩父神社はユネスコ無形文化財に登録された「秩父夜祭り」で知られ秩父大宮郷の起源となった神社です、大宮の地名の由来もそこからきています。大鳥居をくぐると中門、更に中門をくぐると立派な社殿が建っています。 | ||||
(まつり会館) | ||||
秩父夜祭りは毎年12月2日、3日に開催され京都祇園祭り、飛騨高山高山祭りと共に「日本三大曳山祭り」の一つに数えられています、開催当日には2台の笠鉾と4台の屋台が曳行され盛大に花火が打ち上げられます、 その秩父夜祭りに関する資料や屋台が展示されている「まつり会館」が神社の隣にあります。 | ||||
(秩父夜祭り) | ||||
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秩父ふるさと館 | ||||
(秩父ふるさと館) | (国道沿いのせんべい屋さん) | |||
秩父神社から国道299号線を西方向へ進むと本町の交差点で国道は北方向へ屈曲しています、その本町交差点脇の「秩父ふるさと館」は大正時代の銘仙問屋の店舗を改築した建物で郷土料理や地元手打ち蕎麦などが味わえるそうです。 さてこの「秩父ふるさと館」の建つ国道299号線沿いは所謂「秩父往還道」で江戸期、明治、大正と繁華街でした、現在も「せんべい屋さん」、「造り酒屋さん」。「手打ちそば屋さん」など昔ながらの商店が点在しています。 |
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ほっとすぽっと秩父館 | ||||
国道299号線を北上すると明治期の商人旅館をそのまま休憩所とした「ほっとすぽっと秩父館」があります、休憩室には囲炉裏などが有りなかなか風情のある建物です、また地元野菜の販売もしています。 | ||||
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武甲酒造 | ||||
国道299号線(秩父往還道)を更に進むと秩父市内で最も古いとされる造り酒屋の「武甲酒造」さんの店舗が左に見えます、創業は1753年(宝暦3年)で現在は地酒の武甲正宗、秩父ワインの販売をしています。 | ||||
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秩父市街周辺温泉旅館 | ||||
秩父盆地には温泉郷が幾つも点在しています、秩父往還道の基点とも言うべき秩父大宮郷(秩父市街地)周辺には街道時代面影を残す温泉旅館が幾つか見られます。 | ||||
(温泉旅館二宮家)、写真「じゃらんnet提供」 | (二宮家、客室露店風呂と飯炊き釜) | |||
秩父郡小鹿野町の温泉旅館二宮家さんは二百年前の農家の屋敷を改装した建物で客室には五右衛門風呂、更に夕食は飯炊き釜でご飯を炊くと言います、料理も囲炉裏で串焼きにしたシイタケ、川魚や秩父名物の「おっきりこみうどん」など秩父の伝統料理がメインです、また食器も街道時代(明治期)のものを使うそうです。 | ||||
(二宮家の囲炉裏串焼き) | (二宮家、おっ切込うどん) | (二宮家、明治期の食器) | ||
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秩父鉄道秩父駅(秩父地場産センター) | ||||
(秩父駅を出発するC58蒸気機関車) | ||||
武甲酒造さんから秩父鉄道秩父駅に行ってみました、此処秩父駅には土日祝日にC58蒸気機関車(パレオエクスプレス)が停車します、予約受付で乗車できます、区間は羽生駅から三峰口駅の往復です、また駅建物1Fの地場産センターでは秩父ワイン、地元産の野菜など地場産品の販売を行っています、また2F食堂では「みそポテ」と同様に最近名物となった「わらじカツ丼」が食べられます。 | ||||
(地場産センター) | (わらじカツ丼) | |||
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秩父公園橋 | ||||
「じゃらんネット提供」 | ||||
秩父駅から駅前通りを1km程直進すると荒川に国内最大級の斜張橋(吊橋の一種)である秩父公園橋が架かっています、全長530mもある橋でその規模や高さなど迫力満点です、眼下に見下ろす荒川の流れや武甲山など橋からの景観も抜群です。ちなみに公園橋を渡ると秩父ミューズパークの正門です。 | ||||
(公園橋から見た武甲山と荒川) | ||||
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秩父13番礼所慈眼寺 | ||||
公園橋から西武秩父駅に向かいます、その途中、秩父13番礼所の「慈眼寺」に寄ってみました、薬医門をくぐると正面には1878年(明治11年)の秩父大火の後に再建された立派な本堂が建っています。此処慈眼寺は毎年7月8日に縁日が開かれ露天が並び大いに賑わうそうです。 | ||||
(本堂) | (縁日の様子) | |||
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西武秩父駅 | ||||
(バスターミナル) | ||||
西武秩父駅に到着しました、此処から西武鉄道で帰宅します。 西武秩父駅の正面ロータリーはバスターミナルです、ミューズパーク、秩父湖、三峰山、中津川へ向かうバスが発着しています、そのロータリーの南側が「秩父観光情報館」で観光案内、宿泊施設の予約、レンタルサイクルの受付を行っています。 |
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(秩父観光情報館) | (日帰り温泉祭りの湯) | |||
西武秩父駅の並びが日帰り温泉「祭りの湯」です、やはり秩父と言えば温泉でしょう、この祭りの湯は駅から最も近い日帰り温泉で露天風呂はもちろん、石盤浴、シルク湯などがあり食堂、御土産店も完備されています、入浴受付は平日23時、休日24時までです、また休日の宿泊も受け付けています。 | ||||
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